ダンジョンスクワッド

ゲーム的にはまあ遊べるが全体的に荒削り。 「AがBした時にCになる」という状況でAもBも何を指しているか解らないからCも推察できないみたいな状況が多数。直感的じゃない似たような単語が沢山出てくるのにゲーム内に説明も誘導も一切無い。伝統的ローグライクであればそういうのを手探りして知識を深めクリア率を高めるのも楽しみだが、そういう意図的な物では無くシンプルな説明不足と不親切でしかない。 他にもスキル選択時にその場では確認出来ず一々図鑑を確認して派生を確かめないといけない、報酬受取りスキップのボタンが誤タップしやすい場所に大きく配置されてる上に警告ポップアップとかも出ないので意図せず損する事がある、取得済みの捕虜をゲームプレイ中に確認出来ないのでコンプリート報酬を狙うならゲーム外でメモしておく必要があるなどUIのダメさから来るストレス要素がとても多い。 1回のランに掛かる時間がそこそこ長くゲーム内容自体は単調なのに中断機能もなく、倍速も1.2倍、1.5倍という意味不明な寸刻みなのも凄く不便。2倍3倍じゃ駄目なのか？

ばるんばるんしよる。 だがソレだけではなく、多種多様な強化要素がこのゲームに深みを与えている。 雪崩の如く戦場を満たしていく敵を弾幕と爆風で薙ぎ払い、電撃で絡め取っては洗い流す。 時に分厚いシールドで強敵の攻撃を耐え凌いで跳ね除け、時に防御を捨てて全力一点集中攻撃を敢行しやられる前にやる。 死ぬ前に幾度と無く回復を差し込み終には死すら遠退かせて永らえる。 属性を統一すれば多様性亡きVFXで目を労り、逆に節操無しにあれもこれもと多属性に手を出せばそれもまた迅速な戦闘終了を引き寄せる。……どちらが早く片付くかは知らないが。 敵を倒せば捕虜にして生贄にできる。闇に適性のありそうなやつは痛めつけて調教しよう。 ついでに下着も剥ぎ取れ。残念ながらそれで演奏はできないが……。 ソレはソレとしてばるんばるんしよる。

爽快感もあり何周も遊んでしまう楽しさがある。キャラやプレイスタイルも豊富で楽しい。ただ「未知の選択」と「混沌の中心」のせいで運要素が100%になるのに選択肢が偏り、ストレスでしかないゴミクソでマイナス４。採用した奴も考えた奴も消えろレベル